梅毒

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1.梅毒とは

梅毒とは、「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染することによって発症する性感染症のひとつです。性行為(オーラルセックスやキスを含む)を通して感染しますが、 症状が出るのは感染してから早くても1週間後です。また、症状の現れ方も特殊で感染から3週間、3ヶ月、3年後を目安に症状が出たり消えたりし、現れる症状も変化します。

昔の病気だと思われがちな梅毒ですが、ここ近年また爆発的に感染が広がっています。また梅毒は性行為を通してだけではなく、母体から胎児へと感染する先天性梅毒があります。NIID(国立感染症研究所)の調査によると、2011年以降梅毒患者が増加の一途を辿っており、2014年以降はその数が急激に拡大していおり誰しもかかる可能性のある性病になっています。その要因の一つとして、梅毒の感染力の高さもあります。

梅毒に感染している人との性交を1回行った時の感染確率はおよそ1/3です。梅毒の特殊な症状の現れ方もあって、自分が梅毒にかかっていることに気づかないまま性交を行ってしまうことも感染が広がりやすい要因です。

20代〜30代女性の梅毒患者数が増加しています!

厚生労働省の報告によりますと、20代〜30代女性の感染が急激に増加しています。

この年代の女性が梅毒に感染することは、将来妊娠した際に胎児に影響を及ぼす「先天性梅毒」の危険があります。胎盤を通して胎児に感染することで、早産、死産、新生児死亡、奇形などが起こる場合もあります。 梅毒はキス・性行為をしたことのある人なら誰でもかかりうる性感染症です。梅毒には症状が現れない時期があるため、積極的な検査が大切になってきます。

2.梅毒の症状

梅毒の症状は最初に説明した通り、症状が期間ごとに異なります。またその症状が1期、2期は自然に消えるため治ったかのように勘違いしがちです。 ですがそれは治ったわけではないので、そのまま放っておくとさらに重症化していってしまいます。梅毒らしき症状が現れた場合、できるだけ早く検査を受けることが大切です。

【第一期】感染から3週間〜3ヶ月

第一期では、性器・肛門・口唇などに3mm〜3cmほどの硬いしこりのできものができます。これは下疳(げかん)と呼ばれる潰瘍で、痛みはそれほどありません。痛みがほとんどないので自分では気づかないこともあります。 症状は感染から早くて1週間後、通常3〜4週間後、遅くて13ヶ月後に現れるなど生じる時期も人によって異なります。その後3〜12週間ほどで症状は消えるので、治ったように一見治ったように思ってしまいますが梅毒トレポネーマは血管の中に存在しています。

【第二期】感染から3ヶ月以上

血管の中に存在している梅毒トレポネーマが全身に広まることによって様々な症状が全身に現れます。

  • 丘疹性梅毒疹・・・豆くらいの大きさの盛り上がりが上半身や顔などに現れます。
  • 梅毒性バラ疹・・・薔薇の花びらのような赤い発疹が全身・手のひら・足に現れます。
  • 扁平コンジローマ・・・ピンクまたは薄い灰色のイボが肛門周りや性器に現れます。
  • 梅毒性アンギーナ・・・喉や扁桃腺の痛みや腫れ、赤みが出たりふやけるなどの症状が現れます。
  • 梅毒性脱毛症・・・頭・眉などの毛が抜けます。まだらに抜ける場合や広範囲に抜ける場合があります。
  • リンパ節の腫れ、発熱・倦怠感、頭痛、筋肉痛、食欲不振・体重減少

このほかに人によっては目の炎症、骨や関節の痛み、肝炎による黄疸・腹痛などの症状が現れる場合があります。第二期も第一期と同様に、時間が経つと症状が消えます。およそ半年以内くらいで消えますが、梅毒トレポネーマは体内に存在したままです。

【第三期】感染から3年〜10年以上

二期の症状が消えた後、数年から数十年症状のない期間が続いた後に第三期の症状が現れます。 第三期では、ゴム腫と呼ばれるゴムのような腫瘍が身体中にできます。皮膚上だけでなく、内臓にも発生する可能性があり、腫瘍の表面が破れると潰瘍になることもあります。そのまま放置すると、ゴム腫が周囲の組織を破壊していきます。

【第四期】感染から10年以上

無治療のまま放置し続け、10年以上経過すると心臓や脳、神経などの器官系にまで影響が出ます。症状は日常生活に支障をきたし、最悪の場合死に至るものもあります。 梅毒は第四期まで症状が進むと臓器などに損傷が生じますが、この損傷は修復できないため病気の完治ができなくなってしまいます。

  • 心血管梅毒・・・心臓および関連する血管への感染。心臓に血液を送る血管の狭窄、心臓弁の損傷、心臓発作や心不全につながる場合があります。
  • 神経梅毒・・・主に脳へ影響を及ぼし、頭痛・記憶障害・妄想などの症状が現れる進行麻痺、体の痛み・歩行障害・感覚障害・排尿障害などの症状が現れる脊髄癆などがあります。

3.原因

梅毒は梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌が原因となります。梅毒感染者の粘膜や皮膚と直接接触することで感染するため、主な感染経路は性行為となります。オーラルセックス、アナルセックス、キスでも感染するリスクがあります。 この他に、妊娠している母親の胎盤を通じて胎児に感染する先天性梅毒があります。

4.検査

  • 病変からの菌の直接検出・・・病変部位から漿液(しょうえき)を採取し、顕微鏡で細菌の有無を目視で確認します。
  • 血液検査・・・感染したと疑われる行為から2ヶ月以上立っている場合は「TP法」と呼ばれる検査を行います。結果が15分ほどで出るので、これが陽性だった場合は「RPR法」と呼ばれる検査も行います。この検査の結果は翌日以降の報告になります。

5.治療

初期段階での治療の場合、ペニシリン系の抗菌薬を服用することで菌を死滅させます。
第一期であれば約2〜4週間、第二期であれば4〜8週間ほど通院しつつ、1日3回薬の服用を続けていただくのが一般的です。 長期間の服用になりますが、この間に症状が消えたとしても自己判断で飲むのをやめてしまうと完治できない場合があるので医師の指示に従うようにしましょう。
後期になり重症化してしまうと、菌は死滅させられても内臓などが受けた損傷は元通りにすることができないので、早期発見・早期治療が大切になります。

6.予防

まず、性行為を行う場合にはコンドームの着用を行うことで感染リスクを下げることができます。 もちろん、それだけで100%防げるわけではありません。キスやオーラルセックスなどの粘膜接触で感染する場合もあるため、 そもそもの性的接触を減らすために不特定多数のパートナーとの性交渉を避けることも大切です。

7.梅毒かも?と思ったら

梅毒の初期症状は感染部位や皮膚に現れるため、目視で確認できる場合がほとんどです。 少しでも疑わしい症状が出て心当たりがある場合は、できるだけ早く検査を受けることが早期治療につながります。また、感染していた場合は性行為を行ったパートナーも感染している可能性が高いため、そのパートナーも検査と治療を行う必要があります。

梅毒は進行して重症化すれば命にかかわりますが、初期段階であればちゃんと治療を行うことで完治する病気です。自分と自分の大切な人のために、定期的な検査を受けにいくようにしましょう。

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